しかし私たちはこの世に命あるモノとして生まれてきた以上、命を持っている以上、モノとして生まれている以上は、必ず時間の経過を受け入れていかなくてはなりません。時間の経過とともに変化していくのです。そして誰もが最期に消えていくのです。この時間の変化の様子がグラフに表れないというのは、人生のグラフではないなと思い至ったのです。

ある意味で積み重ねグラフは、架空のそれこそ「夢見るグラフ」でしかないと思ったわけです。