自転車ですらそうですから、この私たちが望むことくらいは何でも出来るはずです。

人間は鳥のように空を飛びたいと「思った」から飛行機を発明したのです。座ったままであちこちに出かけたいと「思った」から自動車を発明したのです。

そうなりたいと思ったときには、私たち人間にはそれを実現するだけの能力がすでに備わっています。思ったことは何でもできるのです。

やれるのです。とにかくやりたいと思うことです。やれると信じることです。そして決してあきらめないことです。

私たちが、子どものころの「自転車に乗れたよ!」というあの感動をいつまでも忘れることがないなら、そして自分自身の潜在能力の豊かさを信じつづけることができるなら、こころに描いた夢はどんな夢でもことごとく実現していくのです。あの自転車にだって乗れたのですから。

(続く)