乗り換え電車を待つ。ホームのベンチに腰をかけて、錆びたレールの傍らに咲く、小さな花が群れ咲く景色を眺めていた。

今日も風が吹いている、だれかの別れの悲しみを知っているのか知らないのか、知らん顔して風は吹いている。

目の前の景色が変わるとき、人々は驚いて、途惑うけれど、秋に枯れ葉が散るように、もう何万回何億回も繰り返されてきた、だれにもある人生の変わり目の頃。

HMU 達弥西心