(13)達弥西心のわかりやすい話「あこがれ」

達弥西心のわかりやすい話「あこがれ」

●学び込む西心(18/33) - HMU 達弥西心

そして、高校生くらいの頃から、彼女はそういう環境だったので「どうやって生きていこうか、何になろうか」「どうやって食べていこうか」「どうやってお金を稼ごうか」ということにすごく関心があったけれど、何をやろうと考えても考えても浮かばない。進路が決まらないまま、取りあえず生きていかなくてはならないということで、ある人から声をかけられて、いわゆるコンテストに出ることになったら次々に入賞するんです。入賞するといろいろなイベントに行って、あまりたくさんではないけれどお金をもらえたので「これしかないかなと思っていた」そうです。しかしあることがきっかけで、「やっぱり東京に出なくてはいけない」と思いお母さんをおいて東京へ行くのです。

●学び込む西心(17/33) - HMU 達弥西心

そんなことを思い出していた折テレビを見たら、ある作家がインタビューを受けていました。彼女の生い立ちからしゃべっていて、私はある一言で最後まで見ることになりました。裕福な家庭に育ったけれどお父さんが事業に失敗して蒸発してしまった。その後母子二人で転々としていたそうですが、「お父さんはどういう人でしたか」という問いに、「ああ、とっても格好いい人でした。本当に格好いい人でした」と言うので「おおっ」と思って聞いていたら、「でも全然尊敬していませんでした」と言うんです。格好いいけど尊敬していないという、この人の言葉の使い方にちょっと興味を持ったのです。「オーッ」と言っておいて、もうひとつ「オーッ」とひっくり返すというやり方、やっぱり作家かなあと、その言葉がちょっと新鮮で、そのまま見ることになりました。

●学び込む西心(16/33) - HMU 達弥西心

そのうちに、3時間のうち社員に伝えるのは1時間分でいいなとか、凝縮すると1時間にまとめられるなと思い始めたところから、まとめるということが出来るようになりました。私は確かに伝達係みたいでしたが、その結果、素通しの伝達係をやっているときに私が覚えたことは、社長がどういう経営理念を持って、どういう経営方針をもってやっているのかということです。全部自分の身に付きました。

すべてを書き取って素通しをするという話、その方法で私はその社長のやり方をマスターしましたし、受け入れることができたのです。そういう人がいたら、全部素通ししてみる、そういうことをやってみるのが一番早いと私は思ったのです。

●学び込む西心(15/33) - HMU 達弥西心

すると、やっと動けるようになりました。社員が動き出したのです。「ああ、そうか。社長の思う通りにやるのが支店長の仕事だなあ」と思いました。『素通しする』というのを、そのとき思いました。どれだけ忠実に社長の思っていることを自分が体をもって動くかということだと。社長が直接来て話をするのが一番早いのです。でも私がここにいるということは、私は社長の思っている通りのことを伝えなくてはいけない、となると、そのまましゃべった方がいいと最初思いました。

●学び込む西心(14/33) - HMU 達弥西心

さて、支店長会議というのが毎週水曜日にありました。会社は水曜日が休みで社員は休日ですが、その間に支店長は本社に行って3時間の会議があるのです。会議と言っても3時間、社長が一方的にしゃべるだけです。ビックリしましたが、これを伝えなければいけないと思って、全部メモしようと思ったわけです。メモというよりも、全部書きなぐるような感じでドドドッと書きました。

そして翌日、一週間の始まりの木曜日に支店で話をするわけです。社長の言った通りをしゃべったのです。

●学び込む西心(13/33) - HMU 達弥西心

そうすると、これは不思議だったのですが、バサーッとクレームが片付くのです。社長は本社にいるのですが、一度送っておくとお客さんの名前を全部覚えていて、「あれはどうなったか。これは行くと言っていたけど、どうなったんだ」とか言われるのです。こちらは慌ててホワイトボードに書いてあるお客さんの名前を見ながら答えます。「これは今クレームになっていまして」と言うと、「こうやって、こうやって、こうやって片付ける。そこに話を通せ」とか言われて、それでピターッと片付くのです。これには私は感激しました。

なぜ、この人は分かるんだろう?と。私はこの人について、人の動かし方を学ぼうと思いました。

●学び込む西心(12/33) - HMU 達弥西心

クレームがどんどん来て、それがまったく片付けられないのです。自分で一生懸命考えて、過去の経験に基づいてこうやったら良いと思ってやるのですが駄目なのです。一番困ったのは、社員にクレーム処理に行かせるのですが、「こうやってこい」と言うのにやってこなかったり、かえってひどくなったりしたんです。そのときに社長に「おまえは交通整理が下手だなあ」と言われ、確かにそう思っていましたから「はい」と言ったら、「俺の言う通りにやるか」と言われて「はい」と。仕方なかったですね。「俺が全部指示するからその通りにやれ」と言われ、やりました。

●学び込む西心(11/33) - HMU 達弥西心

そういうふうに、一通りやれるようになったのですが、半年後に支店長になれということになったのです。まだ入社して半年の新入社員なのにです。実は問題の支店で、潰してもいいから壊しても大丈夫なやつということで私が選ばれたようですが。一応、異例の抜擢ではあったのです。

そこで私はいきなり支店長になりましたから社長とも初めて話をするのですが、社長は早口でバタバタと言ってきて「ハイ、ハイ、ハイ」と返事はしますが全然分からず、しかも部下は言うことを聞きませんでした。私は営業マンのときのように頑張れば、朝から晩まで頑張ればみんなついてきてくれると思っていたのですが、そうはいきませんでした。

●学び込む西心(10/33) - HMU 達弥西心

さて次の問題は、お客さんとの対応の仕方が分からないということでした。これは先輩について行くしかありません。先輩はどうやっている、ああここで困っているなぁ、どうやって切り返すかなぁとずっと見ていて「ああ、こうだな、こうだな」と。先輩達を見て学んだこと、自分が体験して学んでいくこと、そんな感じでやっていました。

●学び込む西心(9/33) - HMU 達弥西心

そうしてやっていって、いろんなことを覚えました。名刺の出し方もこういうふうにしなければならないというのもありました。両手を添えて出しなさいとか、受け取るときもこうしなさいとかです。それは、その人が自分がやってうまくいった方法であり、自分がセールスに必要なことだけを彼は書いたのですが、その中の必要なことだけを私はそのまま真似たのです。そうしたら、一通りできるようになりました。
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